創造力の育て方・鍛え方



創造力の育て方・鍛え方
創造力の育て方・鍛え方

商品カテゴリ:人生論,生き方,生きがい,生涯学習
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研究者としての在りようについての指摘は時代を超えて参考になります。

 1973年にノーベル物理学賞を受賞された江崎玲於奈氏による,創造性についての考察です。江崎氏の考えが体験談を交えて平易に説明されています。江崎氏自身が掴み取った創造的な研究の鍵は無論のこと,それ以上に日本の教育制度の問題やサイエンスの表裏(つまり,ナイトサイエンス),直感の重要性といった話が大いに参考になりました。江崎氏の講演は筑波大学の入学式で拝聴したことがありますが,講演よりも本を読んだ方が氏の考え方がよく伝わりました。当時はその偉大さが理解できませんでしたが,今,改めて氏の著作を読むと当時のサイエンスにおける寵児だったことがよく分かります。また,大学経営者として氏の指摘した教育制度の問題は今なお燻っているものがあり,研究者志望の人間には得るところが大きいと言えます。いくつか印象に残った文言を挙げます。

 ・「私は前に一度,名工の西岡(常一)さんが語った弟子教育法に大変興味を覚えたことがあります。「弟子には,鉋の使い方などを細かく教えない。教えると,自分より上手にならない。」(P. 44)」

 ・「遺伝情報を幹としてそれに遺伝外情報を接ぎ木するようなもの,人間はそこに大きな可能性を秘めています。ところが,一つ間違って下手をすると幹と接ぎ木の相性が悪く,一向に果実が実らない木となってしまう恐れがありました。現実に,何の研究成果も挙げられない研究者,何の改革もできないお役人などがそれであると言えました(P. 127)」

 ・「研究は本来,それが役に立つ立たない,などには捕らわれない自由のもとでなされるべきであって,得られる知識は前もって予想できない側面があります(P. 203)」

 大学院大学への移行など大学教育の問題の力点はだいぶ変化の感がありますが,研究者としての在りようについての指摘は時代を超えて参考になります。研究で身を立てようとする人にはお勧めです。
日本の研究者を勇気づける書

日本人には創造性がないのか?答えは「ノー」だ。

著者は言わずと知れたノーベル物理学賞受賞者の江崎玲於奈博士。アメリカで長年研究生活を送っていた経験から、日本とアメリカの教育体制の比較を中心に、アメリカ人と比較して日本人には創造性がないと説いている。アメリカでの研究環境はよほど快適だったのか、アメリカのシステムの賞賛に終始徹している。本書は、日本が創造性のある人材の育成を目的に「ゆとり教育」を取り入れ、その弊害が見られ始める以前の1997年に執筆されたのだが、その後その教育は、創造性ある者を増やしたかもしれないが(証拠はまだない)、日本の子供の学力を全体的に下げてしまった。アメリカは今、方針を転換し、日本がそうであったように「引き出す」事よりも「教え込む」事の重要性を再認識している。私はノーベル賞級の研究者を増やすために日本に必要な事は、創造性のある人材の育成をめざす教育ではなく、創造性のある人材をさらにたたき上げるシステムだと思う。

日本が鎖国を解除してわずか50年後に始まったノーベル賞の受賞者がアメリカと比較して少ないとか、日本の短所をアメリカの短所とではなく長所と比べている点に多少強引な所があるが、日本の発展を願う気持ちは痛いほど伝わってくる。そして多くの研究者を勇気づける書だ。著者の主張のごとく、アメリカを追い越せといった後発意識ではなくゼロから何かを生み出すという先発意識は、これからの日本に非常に大切になると思う。鎖国解除から150年、英語教育の重要性も謳われる今の日本。イニシャル・ハンディーキャップが無くなってきたこれからが日本の実力の見せ所だと思う。
歴史的転換期を迎えた今日、社会の転換の方向を示す絶好の書

 日本は今、IT革命、少子化、高齢化など革命的変革期にある。  行政、経済、金融、教育など多方面で、早急な改革が求められている。  こんな時代に、日本社会を支配してきたパラダイムを、勇気をもって、転換していく必要を示している本書は、きわめて価値がある。

 明治以来、西欧に「追いつけ、追い越せ」できたが、今度は、「創造力でもって、新しい歩みを始める」時期に来たとし、自らの道を自ら切り開いて、進むべき時代が来ていることを説いている。  教育システムも、抜本的に改める時期を迎えていることを指摘。創造性のある人材の育成が課題であると説く。

 創造性豊かな人材に、大活躍してもらわなければ、21世紀の日本の発展はなく、「創造人の論理」が受け入れられる社会であることが必要と説く。  創造力を身につけるには、生来のタレントを見出し、自らの座標軸のもとに、磨く努力をすることなど、参考になることが多く述べられている。

 今この時期こそ、多くの人が読んで、創造力を身につけ、転換の指針にして欲しい本である。



講談社
考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル) (子どものためのライフ・スタイル)
年中?年長 考える力がつく算数脳パズル はじめてなぞぺー
問題解決の全体観 上巻 ハード思考編
これで話せる英会話の基本文型87 (CD book)
宇宙エコロジー―バックミンスター・フラーの直観と美




生きていくのはアンタ自身よ―佐保利流「人生」と「勉強」トラの巻 (PHP文庫)

創造力の育て方・鍛え方

人生は、うまくいくようになっている―明日(みらい)が変わる30のメッセージ

パターンを変えれば、きっとうまくいく!

無理しないで賢く生きる―努力が報われる人、空回りしてしまう人

いい男の条件―肩書きでも、年収でも、外見でもない…

人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる (PHP文庫)

気持ちが楽になる50のヒント (知的生きかた文庫)

結婚するって本当ですか?

なぜあの人は落ち込まないのか―自分を強くする61の具体例




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